戦争は発明の母? 戦争が発明した物あれこれ
戦争は発明の母? 戦争が発明した物あれこれ
昔から文明が発達し、発展を遂げていくのに「戦争」が絡んでいるといいます。「戦争は発明の母」と言われることもあります。例えば宇宙開発等は莫大な研究費が掛り、優秀な人材を集めるのは国を挙げて研究しなければなりません。国の総力を結集する時=戦争する時ですから、戦争時に新たに発明が生まれます。
戦争によって発明された物、飛躍的に進歩した物をまとめて見ました。
生活雑貨、生活に欠かせない物も戦争によって発明された
サランラップ(食品用ラップフィルム)は蚊帳だった?
20世紀初頭にアメリカで発明され最初は戦争で使われ、その後チーズを包むようになり、それから食品も包むようになりました。
太平洋戦線で兵士を悩ませた蚊から身を守るための蚊帳、ジャングルを行進する兵士を水虫から守る靴の中敷き、銃や弾丸を湿気から守るための包装フィルムなどが、主な用途だったそうです。
http://www.asahi-kasei.co.jp/saran/products/saranwrap/about/history.html より引用
ティッシュペーパーは脱脂綿の代用品
第一次世界大戦中に脱脂綿の代用品として開発されたそうです。戦争後、ティッシュペーパーの在庫が過剰に余ってしまったため、メイク落としとして発売しました。
ルンバ(掃除機)
便利な自動掃除機ルンバのあの動きも軍事技術を発展させて作ったものです。
これを作ったのはアメリカのメーカーのアイロボット・コーポレーションという軍事用ロボットや人工知能を開発するメーカーで、軍事技術を応用してルンバを作ったそうだ。
http://tooyama.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-abfd.html より引用
インターネット
今、使っているインターネットも戦争利用が最初の目的。
1969年にアメリカがソ連からの核ミサイル攻撃を想定し、非常事態においても指揮系統を失わなようにするための分散処理システムとしてインターネットの原型である「ARPA-Net(アーパネット)」が開発されたとされている。
http://macochi.hatenablog.com/entry/2012/10/23/222002 より引用
ランドセル
江戸幕府末期に洋式軍隊制度を導入する時に、兵士の装備品として、オランダから導入されたのが背嚢(ランドセル)です。
電子レンジ
電子レンジは、戦争で使われていたレーダー(マイクロ波)を使って偶然発明された。
マイクロ波はレーダーなどで用いられてきたが、これを加熱に使用するという着想は、全くの偶然から生まれた。発明者はアメリカ合衆国のレイセオン社で働いていたレーダー設置担当の技師パーシー・スペンサーで、偶然ポケットの中のチョコバーが溶けていたことから、この現象を調理に使う着想につながった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ より引用
携帯電話
今の生活に欠かすことの出来ないスマートフォンも軍事用の技術
アメリカの携帯電話会社であるモトローラー社が、軍事用無線機の技術を応用し携帯電話を開発した。
http://macochi.hatenablog.com/entry/2012/10/23/222002 より引用
トレンチコート
トレンチコートも軍用のコートが元です。トレンチとは塹壕という意味。
トレンチコートの起源は第一次世界大戦のイギリス軍で、寒冷な欧州での戦いに対応する防水型の軍用コートが求められたことから開発されたものである。もっとも、その原型は既に1900年頃には考案されており、第一次大戦での普及が、一般への広がりの契機となったとも見られる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ より引用
セーラー服
セーラー服は水夫用の服として発明されイギリスの海軍の制服となった。
セーラー服は、19世紀に水夫の甲板衣として誕生した。セーラー服の特徴である大きな襟の理由については、甲板上で風などの影響によって音声が聞き取りにくいときに襟を立て集音効果を得るためなど諸説あるが、定かではない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ より引用
腕時計
腕時計も戦争時の砲撃のタイミングを計るため使用されたのが始まり。
腕時計が製品化された契機は、軍からの需要である。懐中時計を片手に砲撃のタイミングを計測していた砲兵が手首に懐中時計をくくりつけて使用する工夫から始まったとされている。ドイツ軍がこのアイデアの製品化を時計メーカーに打診している
http://ja.wikipedia.org/wiki/ より引用
現在、普通に食べたり飲んだりしている物も戦争で生まれた
缶詰・ガラス瓶の瓶詰め
缶詰・ガラス瓶の瓶詰めもナポレオンの時代に戦争用に発明された。
遠征における食料補給の問題に悩まされていたナポレオン・ボナパルトによる懸賞に応え、1804年にフランスのニコラ・アペールにより長期保存可能な瓶詰めが発明されたが、ガラス瓶は重くて破損しやすいという欠点があった事から、1810年にイギリスのピーター・デュランド(Peter Durand)が、金属製容器に食品を入れる缶詰を発明した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ より引用
マーガリン
マーガリンはナポレオン3世の時代にバターの代替品として軍用と民生用に考案された。
製品としてのマーガリンは、19世紀末に発明された。1869年にナポレオン3世が軍用と民生用のためにバターの安価な代用品を募集したところ、フランス人のイポリット・メージュ=ムーリエが牛脂に牛乳などを加え硬化したものを考案。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ より引用
インスタントコーヒー
1899年にアメリカ在住していた日本人科学者のカトウ・サトリ博士により発明、その後アメリカで軍事品として製造され一般にも飲まれるようになった。
インスタントコーヒーがアメリカで軍事用品として製造され、第二次世界大戦後、一般に消費されるようになった
https://www.ucc.co.jp/enjoy/knowledge/history/ より引用
戦争資金で発明・発展した物
宇宙船・ロケット
ロケットも最初は軍事目的で発明された。
ロケットの歴史は古く、西暦1000年頃には中国で、今のロケット花火の形態が発明され武器として利用されていた。1232年、モンゴルとの戦いで使用されたという記録がある。その後、モンゴル人の手に渡り各地で実戦に投入された。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ より引用
無人航空機(ドローン)
現在、規制問題で話題となっているドローンも軍事目的から発達した。
無人の航空機を遠隔操縦するという発想は既に第一次世界大戦中からあり、第二次世界大戦時から研究が本格化した。当初はケタリング・バグのような飛行爆弾に近い攻撃用途での研究が多かった
http://ja.wikipedia.org/wiki/ より引用
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