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子供が女の子の場合、男の子の場合、どちらが離婚率が高い?

   

離婚率が高いのは女の子・男の子がいる家庭のどちら?

自分の経験では、夫婦の子供が女の子の場合、男の子が子供の場合と比べて離婚率が低いと感じています。実際出会うシングルマザーの子供は男児であることが多い気がします。

しかし、他の人の意見を聞いてみると子供が女の子の場合の方が離婚している人が多いという人もいます。実際のところはどうなのでしょうか。ちょっと調べてみました。

調べる前に自分が思っている子供が女の子の場合、離婚が少ない理由を考えてみると

・子供が男の子の場合は母親に、女の子の場合は父親に似る場合が多いと言われていますが、子供が女の子の場合、男性は自分と似ている子供のことを考えると浮気をしない、虐待もしないので離婚率が下がる。
・女の子の方がおとなしく手がかからないから、精神的にも楽になり離婚する要素が減る。

どの理由も説得力がなくイマイチですね。実際はどうなのでしょうか。

 

子供が男の子の方が離婚率が高いと言う意見

インターネットの掲示板で、子供が男の子の場合の方が離婚率が高いという意見を調べてみました。

夫婦円満には奥様の側の忍耐が大きなウェイトを占めると思うんです。浮気・ギャンブル等々、世の男性方はさまざまな問題を抱えた人が多いようですが、それでもついていくか離婚するか奥様にかかっていると。私は女性側の観点でしか見れないのですが、男の子がいると、どうしても夫を「大きな子供」としか見れないような気がします。小さな男の子がいて、手がかかって…それなのにもう1人大きな手のかかる男の子がいるような感覚。

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/1262624.html より引用

夫は子供と同じ、子供が男の子の場合、男の子が二人いるのと同じで奥さんの我慢の限界で離婚するという意見ですね。女性視点の目から鱗の意見ですね。

 

夫婦間に感情のもつれが生じて感情が不安定なときに、娘だと母親の話を聞いてくれたり、味方になってくれて励みになり、多少踏みとどまる原因にはなると思います。

http://okwave.jp/qa/q1262624.html より引用

父親は、ほとんどの人が外で働いているので他でストレスを発散することができますが、母親は専業主婦など家にいる人の割合が多く、その時に相談に乗ってくれる人がいれば離婚する原因が少なくなるということですね。いずれにせよ離婚を決める大きな要素は母親がどれだけ我慢できるかということなのでしょうか。

 

パパは娘が恋人のようで、外のオネーチャンにうつつをぬかして娘にソッポを向かれるのが何より悲しいから浮気は少なく、その離婚は少ないそうです。数年まえにこの話を聞いた人が、確かに小学校の学年別で、息子だけの人の離婚ばかりで、皆さん納得していました。

http://www.inter-edu.com/forum/ より引用

なんとなくわかりますね。

 

子供が女の子の方が離婚率が高いと言う意見

インターネットの掲示板で、子供が女の子の場合の方が離婚率が高いという意見を調べてみました。

某TV番組で専門家の方が「女の子がいる母親の方が離婚を切り出す確率が高い」と、話していました。知っている限りの離婚した知人を思い出すと確かに必ず女の子がいます。もちろん、男女両方の方もいます)男の子は夫へ、女の子が成人していて買ったマンションで同居というパターンとか。男の子は結婚すると嫁に気兼ねするけれど、自分の娘だと気兼ねしないからでしょうか。

http://www.inter-edu.com/forum/ より引用

 

息子がいる母親は、夫からは足りない愛情を息子から受けることができる。または、夫への愛情が冷めても、家庭内に愛情を注ぐ異性がいる。したがって外の男性を求める率が娘だけの母親よりも低い

http://life5.2ch.net/test/read.cgi/baby/1070298819/ より引用

かなり強引な説のような気がしますが。

 

私の周りは反対に女のお子さんがいる家庭の方が離婚してます。人それぞれでしょう!

http://okwave.jp/qa/q1262624.html より引用

男の子だろうが女の子だろうが、人それぞれというのが正解のような気がしますね。

 

実際のデータはどうなっているのか?

上記に挙げた意見はどちらが正しいのでしょうか。信頼できそうな研究している人のデータを探してみましたが、自分的には少し驚きの結果がでています。

妊娠中に夫婦関係に問題があると女児誕生率が上がる最初に女の子が生まれ、夫婦が離婚に至ったケースを見てみると、子どもが誕生した後ではなく、その前から、つまり妊娠期間中に夫婦の間で何らかの問題が生じている場合が多いことが分かった。つまり、女の子が生まれたから夫婦関係が悪くなるのではなく、元々夫婦関係がギクシャクしていた女性から女の子が生まれる傾向があると考えられるわけだ。

http://irorio.jp/kondotatsuya/20140719/149608/ より引用

アメリカの長期にわたる研究では、子供が生まれ前から仲の悪い夫婦からは、女性ホルモン「プロゲステロン」の影響で女の子が生まれやすくなる傾向があるとの事。つまり子供が女の子だから離婚率が高くなるのではなく、子供が生まれる前から離婚する要因の多い夫婦から女の子が生まれるので子供が女の子の場合は離婚する確率が高いとの事。

 

特に子どもが息子なら、離婚抑止効果が高くなる。父親が、子どもが息子なら娘よりかかわり合いを強くし、彼への投資を多くするため、息子の存在は家庭の安定性を上げると考えられる。

男性の場合、「未就学児の存在」と「高等教育を受けている」ことが、離婚の抑止効果をもつ。また子どもが男児の場合は、女児より、離婚の歯止めになる。

15歳時に片親しかいなかったり、15歳時に母親がフルタイムで働いている場合は、離婚経験が多い。

女児をもつ母親は息子をもつ者よりも結婚崩壊を経験しやすいということを検証した。同様に娘は息子よりも両親の結婚崩壊を経験しやすいということもわかった。相対的な結婚崩壊する確率は娘をもつことで9%上昇するのである。

http://www.news-r.jp/news/disp.html?id=9801
http://jgss.daishodai.ac.jp/

「離婚とその要因-わが国における離婚に関する要因分析」(安蔵伸治・明治大学教授)によると引用した理由により男の子供の場合の方が離婚する確率が低くなるとの事。

 

アメリカでは、女の子をもつ親が離婚する確率は、男の子の親より5%近く高い。しかも、娘の数が多くなるほど、その影響力もアップ。3人の娘をもつ親の離婚率は、3人の息子の親と比べて、なんと10%も高い。メキシコやコロンビアでは、その差はさらに大きくなる。ケニアも然り。極めつけのベトナムでは、女の子の親の結婚生活は、男の子の親より25%も高い確率で破綻しているのだ!

http://news.msn.co.jp/372262.armx

少し古いデータですが、ロチェスター大学の経済学者ゴードン・ダールとカリフォルニア大学ロサンゼルス校のエンリコ・モレッティの発表によると、女の子を子供にもつ夫婦は男の子を子供にもつ親と比べて5パーセントも離婚確立が高いそうです。

 

子供が女の子の場合の方が離婚率が高い

インタネット上の信頼できそうなデータを見る限りでは、全部が子供が女の子の場合の方が離婚率が高いという結果でした。私自身は男の子の場合の方が離婚率が高いと思っていたので少しびっくりの結果でした。

 

 - 雑学

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