意外とハードルが高い、猫や犬の里親になる方法

2015/02/18

猫や犬を引き取りたい

猫や犬を飼いたいと思ったときの選択肢として、ペットショップで買う、友人知人から譲り受ける、保健所から引き取る、近所で拾う、猫や犬を保護しているボランティアから引き取る等の方法があります。

しかし、お金がない場合や雑種の猫や犬が欲しい場合はペットショップで買う事は困難ですし、友人知人から譲り受けるのも、近所で拾うも中々そんなチャンスもないですよね。

インターネットでの里親募集が多い

どうせ飼うのなら殺処分されてしまう子猫や子犬を引き取りたいと思った場合は、保健所から引き取るか、インターネットで里親募集している猫や犬を保護しているボランティアから引き取るのが、引き取りを募集している猫や犬が多いので現実的です。

しかし、里親募集している団体から、猫や犬を引き取ることが、意外とハードルが高いのです。よくある引き渡し出来ない場合としては以下の条件が多いです。

引き渡し不可の条件

・独身者・・・猫や犬の世話をする時間がない、引越しが多いのでペットに負担が掛ったり、飼育不可のマンションに引越する可能性があるため。
・男性である・・・近年猫犬を虐待する事件が増えている、特に男性が多いため。
・学生である・・・経済的な問題と就職した際に環境が変わるためペットに負担がかかる。
・賃貸住居である・・・ペット不可の賃貸住居に引越した場合、ペットを手放す人が多い。
・固定電話で連絡不可、アドレスがフリーメール・・・身元が確認出来ないため不安、信用できない。
・小さい子供がいる・・・子供がペットを虐待する可能性がある。
・未婚のカップル・・・別れた時にペットを手放す人が多い
・高齢である・・・孤独死する場合がある。その場合ペットの行き場がなくなる。

引き渡し後の義務

これらの条件をクリアしても書類の提出や寄付を求められる場合があります。
・ペットを飼える経済力があることの証明・・・預金残高証明、勤務先の確認、収入の源泉表
・身分を証明すること・・・免許書のコピー、不動産登記、顔写真、ボランティアが自宅を訪問して環境を確認。
・キチンと飼育されているかを証明・・・毎月ペットの様子を写真で送付、ボランティアが自宅訪問しての確認、ペットの予防接種の証明。